肩と膝の不調
40代男性。
左肩と左膝の不調で来院。
ご本人いわく
「調理の仕事で、長年、左腕で鍋をふってきたので、
肩はそのせいで痛めたのでは?
左膝は、昔バイクで転倒した際、痛めた後遺症かと」
との事でした。
確かに、肩まわりはパンパンで、腕・肩全体が固まってる感じ。
上半身が全体的に張っていて、
きついTシャツを無理無理着てる様に見える、なんとも
窮屈そうな印象でした。
「筋肉緩めないと厳しいかもなぁ」
と感じました。
下半身は股関節の左右アンバランスが目立ち、
股関節からのO脚です。
身体の中心に対して、上半身が左にずれ、
首・頭部もさらに左に流れてる様な状態でした。
料理で酷使している腕が出るか、
事故の左膝が出るか、じっくり触診。
結果は、初回、左側の仙骨と、股関節の
調整となりました。
調整後、お立ち頂くと、左に流れていた上半身が
8割方中央に寄っていました。
痛みも半減、2度目の来院。
残ってる歪みの影響で、上半身の左ずれが
まだ目立ちました。
今回は左腸骨の調整。
またまた、上半身が中央に寄りました。
これで、主訴が何割まで緩和されるか楽しみです。
股関節周りが整ってきた影響で、足がしっかりした
感じで、ご本人も安定して立ててる事を感じられてました。
当然、O脚も小さくなって、全体的に
スッキリした印象になりました。
この方の場合、症状は肩・膝ですが、
身体の中心部の崩れの影響が大きい様です。
患者さんの9割方が、中心部の調整から入ります。
中心部を徹底的に整えながら、
主訴の緩和状況を見ながら、様々なアプローチを検討、
進めていきます。
様々な症状がありますが、
骨格のアンバランスが原因の方の場合、
骨格細分化調整のみでほぼ改善されます。